高純度無酸素銅軟銅線を油性エナメルで絶縁し7本撚りにしたリッツ線0.67(19AWG)を二重絹巻きにしました、外形1.3mm、、アニール処理をしたOFC高純度無酸素銅軟銅線0.35mmに今ではほとんど見かけなくなった油性エナメル(ブラックエナメル)で絶縁しました現在はポリエステル系ポリウレタン系が支流ですが明らかに音が違います
、さらに表皮効果対策にリッツ線にすることで撚り線の滑らかさと情報量、単線の明瞭感の両立を実現しました、その線を贅沢に絹巻きを二重に巻いてあります、オーディオケーブル用に特注したケーブルです、ビンテージワイヤーのWEなどでは稀に見かけますが
、錫メッキの色付けや銅線の質や純度の問題 、当時の物では錆,虫食いなども有ります、オーディオケーブルは使うだけ劣化していく物です寝かせた音などと言う方もいらっしゃるようですが、古い=良いという事は絶対に有りません、このケーブルは新たに国内メーカーに特注した新しいオーディオケーブルですので心配要りません。
なぜこの時代に、このようないにしえの技術が使われるのかと 、不思議に思われる方もいらっしゃるかも知れません、音質を左右するのは電線の違いより、絶縁体や構造の違いの方が遥かに大きいのです、電線の絶縁体に着目し試行錯誤の結果、絶縁体に天然素材を使ったケーブルの音質へ,たどり着いたのです。
現在,世のオーディオケーブルの絶縁体には 、PVCやテフロンなどの高分子系の素材が多く使われています
、ですが高分子系の物は静電気がどうしてもでます 、静電気がおきれば電磁界ができてしまいます、微電流の音楽信号には多大な悪影響を及ぼすのです
、電気が流れれば電線は振動します 、振動を絶縁体が受け止める為に絶縁体の音も乗ってしまいます、そのために高分子系電線は音を汚してしまい癖のある音になってしまうのです、シルクは静電気を出さずに適度に制振しますので、音に悪影響を与え無いので上質の音楽信号を伝達できるのです、シルクは空気も含んでいるので誘電率も低く信号線に非常に適した電線なのです。
素線の音の方はニュートラルで瑞々しく 低域は厚みもあり中域は充実感があり非常にリアルです高域は澄み切った透明感、音楽ジャンルを選ばず、生々しい実体感がある音で聴き疲れない音なのにつまらなくならない高分子系絶縁体では出せない音です。
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